1 ガソリン保管時の注意事項
・容器は消防法令に適合した金属製携行管をしようすること。
※ポリ容器は絶対に使用しないこと。
・直射日光に当たらない火気から離れた場所に保管すること。
※高温になると容器の内圧が上昇し、変形や破裂の恐れがあるとのこと
・ガソリンの蒸気が流失しないように密栓すること。
圧力調整弁
・祭礼、縁日、花火大会など多数の方が集合する催しにおいて、火災が発生した場合は初期消火が重要であるため消火器が
必要となります。又、火気器具等を使用する露店等を開設するときは、事前に消防機関に届出書が必要となります。
・平成25年8月15日 京都府福知山市で行われた花火大会で死者3名、負傷者59名が出る重大な火災が発生しました。
携行缶で発電機に給油しようとしたところ、気化したガソリンに引火し爆発したとみられています。
●事故原因
・高温の炎天下の中、5時間以上置かれたことによって缶の内部が異常な高温状態だった可能性があり、缶の内圧を下げる
操作をしないで蓋を開けてしまったせいで大爆発を起こしてしまった可能性があると見られている。
・この火災を教訓として、再度火災が起こらないよう、下記に注意事項や届出書を載せています。適切な対応をお願いします。
※消火器の準備
・祭礼、縁日、花火大会など多数の方が集合する催しにおいて、コンロやフライヤー等の
火気器具を使用する場合は消火器が必要となります。準備する消火器は下記のイラストを参考にして下さい。
消火器 | エアゾール式簡易消火具 | 水バケツ | 住宅用消火器 |
露店等の開設届出書ダウンロード |
2 注油時の注意事項
・金属携行管の操作は取扱説明書をよく見てから使用すること。
※開口する前に圧力調整弁等の操作をする。
・ガソリン漏れ、あふれ、飛散しないように注意すること。
・火気や高温部から十分に離れ、通風、換気の良い場所で行う。
・発電機に注油する際は、停止させ動力部が冷えてから行うこと。
※稼動中は、絶対注油しないこと