● やけどの場合
・手当て
@ 急いで冷たい水、水道水を注いで痛みが取れるまで冷やして下さい。
A 衣類を脱がさないで、そのまま衣類の上から冷水をかけて下さい。
B 水ぶくれは、つぶさないで下さい。
C 薬品によるやけどは、衣服を脱がし流水を直接患部にかけて薬品
を洗い流して下さい。
※ 体の広範囲を10分以上、冷やし続けることは体温をひどく下げる
危険があるので、低体温に注意しましょう。
特に子供や高齢者には注意が必要です。
・やけどの進達度判断
・体表の面積割合
・重症度の分類
救急関係
重 症 | ○ 成人で体表25%以上、幼小児・高齢者で20%以上のU度熱傷 ○ 体表10%以上のV度熱傷 ○ 目・耳・会陰部などを含む熱傷 ○ 気道熱傷・電撃傷 ○ 骨折・外傷を伴う熱傷 など |
中等症 | ○ 成人で体表15〜25%、幼小児・高齢者で10〜20%のU度熱傷 ○ 体表2〜10%のV度熱傷(目・耳・会陰部などを含まない) |
軽 症 | ○ 成人で体表15%以下、幼小児・高齢者で10%以下のU度熱傷 ○ 体表の2%以下のV度熱傷 |
深達度 | 皮膚の外見 | 症 状 |
T度熱傷 | 赤み | ひりひり痛む |
U度熱傷 | 水ぶくれ | 強く焼けるような痛み |
V度熱傷 | 白色、炭化による黒み | あまり痛まない |
● その他以下のホームページを参考にして下さい。
日本赤十字社 北海道医師会 日本小児科学会
日本中毒情報センター
※ 化学物質(たばこ、家庭用品など)、医薬品、動植物の毒などによって
起こる急性中毒について、実際に事故が発生している場合に限定し情報
提供をしています。
大阪中毒110番 072−727−2499(24時間対応)
つくば中毒110番 029−852−9999(9時〜21時対応)